頭痛薬を飲むタイミングは?|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック|西荻窪駅・久我山駅

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頭痛薬を飲むタイミングは?|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック|西荻窪駅・久我山駅

頭痛薬を飲むタイミングは?

皆様、こんにちは。

すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック院長の遠藤です。

頭痛薬を飲むタイミングはいつ?

今回は、患者様からよく質問を受ける『頭痛薬を飲むタイミング』について解説します。

せっかく頭痛薬を飲むのであれば、効果が最大限出るような飲み方がいいですよね。

頭痛薬は、頭痛が軽い段階で服用するのが最も効果的です。

痛みが強くなってから薬を飲むと、薬の効き目が遅れたり、効果が弱くなったりすることがあります。

痛みが強くなる前に飲むことで、症状が悪化するのを防ぐことができます。

特に片頭痛は進行すると治まりにくくなるため、早めの服用が重要です。

片頭痛の前兆(目がチカチカ、白いモヤやギザキザが見える、首が痛くなるなど)が現れた時や、片頭痛が始まると感じたタイミングで薬を飲むのが良いです。

片頭痛には、特効薬としてトリプタン系製剤という薬を使用します。

スマトリプタン、エレトリプタン、ゾルミトリプタン、ナラトリプタン、リザトリプタンの5種類あり、市販はされていないので、医療機関での処方箋が必要となります。注意点

頭痛薬の注意点

頭痛薬の早めの服用が望ましいとは言いましたが、頻繁に服用しすぎると、薬物乱用頭痛(薬が原因で起こるさらに頭痛が悪化する状態)が発生する可能性があります。

市販されているような頭痛薬でもロキソニンなどの一般鎮痛薬でもトリプタン系製剤どれでも飲みすぎると薬剤乱用頭痛が発生する可能性があります。

概ね月に10回以上服用するようであれば注意が必要です。

逆にそれ以下であれば、基本的には問題ありません。

頭痛薬の飲む頻度が増えてきたと感じた場合は、頭痛を得意とする専門施設にご相談ください。