運動すると頭が痛い|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック|西荻窪駅・久我山駅

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院長ブログ

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運動すると頭が痛い

皆様、こんにちは。

すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック院長の遠藤です。

 

今回は運動すると頭が痛くなる『運動時頭痛』について解説いたします。

運動時頭痛とは?

このタイプの頭痛の方は、当院の頭痛外来にも一定数いらっしゃいます。

普段は、頭痛持ちでないのに、激しめの運動中や運動後に頭痛が起こります。

経験的には、強度の高い筋トレや重量挙げ、全力の無酸素運動などを常時行なっている方に起こりやすい印象です。

運動時頭痛の正式な診断基準としては

① 激しい運動中または運動後にのみ誘発されて起こる

② 頭痛の持続時間は48時間未満

があり、この2つを満たす必要があります。

運動時頭痛の原因

なぜ、このような頭痛が起こるかはまだ明らかになっていないのですが、運動によって脳の血管が拡張されることで起こったり、血管がうっ血(流れが停滞すること)することで起こったりするのではないかと言われています。

運動時頭痛の治療

治療としては、インドメタシンという薬の服用が効果的ですが、インドメタシンの内服薬は市販されていないので医療機関を受診する必要があります。

ただ、インドメタシン自体の販売は、日本では終了してしまっています。

当院では、運動時頭痛の方には、ランツジールというインドメタシンと同効果の内服薬(体の中に取り込んだらインドメタシンに変化する薬)を処方しております。

まとめ

運動時頭痛が、運動を続ける限り起こるのか、どこかのタイミングで改善するのかは、現状はまだわかっておりません。

ただ、激しい運動をする機会は通常は年齢とともに減っていく方がほとんどだと思うので、片頭痛のような社会問題にはなりにくい頭痛ではあります。

注意事項としましては、運動時頭痛と思っていても、くも膜下出血を含めた脳血管障害が紛れ込んでるいる可能性があるので、特に初回の運動時頭痛の場合は、MRIもしくはCTで重大な疾患の除外をした方がいいでしょう。