皆様、こんにちは。

すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック院長の遠藤です。

台風や熱帯性低気圧に伴う頭痛

8月、9月は台風や熱帯低気圧シーズンでした。

それに伴って、当院かかりつけの頭痛患者さんも症状が強く出る方が多かったです。

では、そもそも台風や熱帯低気圧で頭痛は誘発させるのでしょうか。

答え：誘発されることが多い

台風頭痛の原因

台風や熱帯低気圧のように気圧の急激な低下により、体内の血管が拡張したり、痛み物資が神経に作用したりすることで、頭痛が起こることが多々あります。

特に、もともと片頭痛がある方ですと、顕著に起こりやすいです。

また湿度の急上昇により体内に水分バランスに影響を与えることも原因の一つとされています。

さらに台風や大雨による不安、ストレスなどが精神的緊張を引き起こし頭痛につながることもあります。

台風頭痛の対策

水分補給

気圧の変化や湿度の上昇に備え、十分な水分を摂取しましょう。

安静・リラックス

人によっては環境的に難しいかもしれませんが、台風の接近時にはできるだけ安静、リラックスを心がけましょう。

頭痛専門医での治療

頭痛がひどい場合には、頭痛専門医に相談しましょう。

症状に応じて、頭痛特効薬、予防薬などによって、症状を抑えることが可能です。

もともと、片頭痛の治療をしている方でも、台風シーズンには一時的に予防治療を強化することも有効な方法です。

 

当院も、頭痛専門医が診察する頭痛専門施設ですので、お気軽にご相談ください。