片頭痛の新特効薬レイボー|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック|西荻窪駅・久我山駅

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片頭痛の新特効薬レイボー|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック|西荻窪駅・久我山駅

片頭痛の新特効薬レイボー

皆様、こんにちは。

すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック院長の遠藤です。

片頭痛新薬レイボーとは?

以前の記事にて、片頭痛の注射による新薬についてお話しました。

これらの注射薬は、片頭痛の予防薬ですので、片頭痛発作の時に使う薬ではありません。

今回、お話するレイボーという新薬は、片頭痛発作がまさに今起きている時に痛みを抑える特効薬です。

従来から、片頭痛発作の際の特効薬はトリプタン系という薬剤が主に使われてきました。

トリプタン系薬剤一覧です⬇︎

① スマトリプタン(商品名:イミグラン)

② ゾルミトリプタン(商品名:ゾーミック)

③ エレトリプタン(商品名:レルパックス)

④ リザトリプタン(商品名:マクサルト)

⑤ ナラトリプタン(商品名:アマージ)

過去に片頭痛の治療を行った方は、聞き覚えのある薬もあるのではないでしょうか。

トリプタン系薬剤も優秀な薬で、長い間、片頭痛発作の特効薬としての役目を十分果たしてきました。これからも片頭痛発作抑のメインであることは変わりません。

ただ、どうしてもトリプタン系薬剤があまり効かなかったり副作用で使えない方がいます。

今までは、そういった方は、我慢するしか状況でしたが、2022年6月にレイボーというトリプタン系ではない新薬が発売されました。

ややトリプタン系より眠気が出やすいとの報告もありますが、痛みを取る効果は非常に強いとされています。

痛みがMAXになってしまったら、トリプタン系はあまり効果が発揮しないことも多いのですが、レイボーはその場合でもしっかり頭痛を抑えてくれます。

新薬とはいっても1年近く経っていますので、安全性は十分証明されています。

眠気に関しても、何度か使っているうちに減ってくることが多いようです。

まずは、就寝前に頭痛があった場合に何度か服用し、眠気が減ってくるようであれば日中にも使うといった方法も有効です。

もちろん、レイボーは、保険医療に適応している薬ですので、厚労省が定めた一律料金となっております。

50mg錠 の薬価は、324.7円ですので、3割負担の方は1錠100円弱、1割負担の方は1錠30円ちょっとです。

100mg錠の薬価は、570.9円ですので、3割負担の方は1錠200円弱、1割負担の方は1錠60円弱です。

今まで片頭痛と診断されたけれどもトリプタン系薬剤が効果がなかった方は、お気軽に『すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック』までご相談ください。