診断が難しいしびれ・後遺症によるしびれについて
- 2025年10月26日
- お知らせ
皆様、こんにちは。
すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック院長の遠藤です。

当院では、手足や顔などのしびれに対して、脳神経外科の立場から診断・治療を行っております。
しびれには、脳や脊髄、末梢神経など、さまざまな原因があります。
MRI・CTなどの画像検査や神経学的診察、必要に応じた神経伝導検査などを組み合わせ、原因を調べていきます。
一方で、しびれの中には、十分な検査を行っても原因が特定できないものや、現在の医学では改善が難しいものもあります。
すでに専門医療機関で詳しい検査を受けられている方へ
大学病院や総合病院などで、MRI・CT・神経伝導検査をはじめとする精密検査を受けても原因が特定できなかった場合、当院で同様の検査を行っても、新たな診断につながらない可能性があります。
もちろん、症状の変化やこれまでの検査内容によっては、追加の評価が必要となる場合もあります。
しかし、当院は外来診療を中心としたクリニックであり、原因不明のしびれや難病に対する高度な精密検査・専門的治療には対応できない場合があります。
そのため、すでに専門医療機関で十分な検査を受けられている方については、引き続き現在の主治医や専門医療機関での診療をおすすめする場合があります。
脳卒中や脊髄疾患の後遺症によるしびれについて
脳梗塞・脳出血・脊髄損傷などの後遺症として、長期間しびれが残ることがあります。
こうしたしびれは、神経そのものの障害によって生じているため、薬物治療などを行っても十分な改善が得られないケースが少なくありません。
当院でも症状に応じた薬物治療などを検討することは可能ですが、後遺症によるしびれを根本的に改善させる治療は難しいのが現状です。
特に、すでに専門医療機関で治療を受けても改善が得られなかった場合には、当院で新たな治療を行っても、大きな改善につながらない可能性があります。
受診をご検討されている方へ
当院では、しびれの原因を調べ、適切な診断・治療につなげることを大切にしています。
一方で、すべてのしびれに対して原因を特定したり、症状を改善させたりできるわけではありません。
特に、すでに大学病院や総合病院で十分な精密検査・専門的治療を受けられている方、脳卒中や脊髄疾患の後遺症による慢性的なしびれの改善を希望される方については、当院で新たな診断や治療をご提供することが難しい場合があります。
受診をご検討の際には、この点についてあらかじめご理解いただけますと幸いです。
患者様に不要な検査や通院の負担をおかけしないことも、医療機関として大切なことだと考えております。
何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。